俺は大学時代に、免許合宿で運転免許を取得した。
2週間程度で取れるし、近所の教習所に通うよりも総額が安かったので合宿に決めた。
場所は山形県鶴岡市。
最初に言っておくと、この合宿は俺にとって全く楽しいものではなかった。
泊まったボロいホテルでは心霊現象に遭遇したし、
鶴岡市はひざ丈くらいまで雪が積もっており、送迎のバスに乗り遅れると、
凍死しそうになりながら教習所まで歩かねばならなかった。
男友達と2人で行ったのだが、
近所にはクソさびれたゲーセンと1時間1000円のカラオケしかなく、ほぼホテルに缶詰め状態。
免許合宿といえば、同じく合宿で来ている人や、地元で通っている人と友達になったり恋人関係になったり、
というような楽しい風景を思い浮かべる人も多いだろう。
そんなシーンは俺には一度もなかった。
だが、これから合宿に行く方はどうか失望しないでほしい。
チャンス自体は実はかなりあることはあるのだ!
実際に俺らと同じホテルに泊まっていた2人組の男たちは同じく二人組の女性コンビと
えらい仲良しになっていつも一緒に行動していたし、
俺自身も別のグループや地元の女子高生と仲良くなりかけた。
そこでもっとグイグイ行けばよかったのだが、俺の絶食系男子特有の消極性が全てを台無しにした。
旅行としても、楽しんでるやつは楽しんでいた。
教習の日程を詰めることで1日空きを作り、スキー場に行っていた奴もいた。
その他にも温泉だったり食べものだったり、鶴岡市をエンジョイする方法はいくらでもあったのだ。
それなのに俺は、プレイする前に自分で電源を入れなければならないさびれたゲーセンを見ただけで腐り、
たくさんある楽しみに目を向けることができなかった。
俺と友達はさっき書いた男女2対2のグループが、
毎日楽しそうにおしゃべりしながらホテルの朝食を食べる様子を歯ぎしりをしながら見ていた。
俺たちと同じテーブルには、梅沢富美男似の中年男性がいつも相席していた。
当時は悔しさと諦めしかなかったが、
今は梅沢富美男との会話だってきっと楽しめたに違いないと思っている。
もちろんタイムマシンで過去に戻ることができるなら、富美男より女の子を選ぶが・・・
免許合宿において、出会いや娯楽はたくさん存在する。
それを生かすも殺すも自分次第なのだ。
自ら楽しむことをあきらめてはいけない。
この記事を最後まで読んでくださったみなさんならばきっと大丈夫なはず!
ぜひ楽しい思い出と、ついでに運転免許もゲットしてきてほしい。
いってらっしゃいませ、ご主人さま!
※泊まったボロいホテルで遭遇した心霊現象について、
気になっているオカルトマニアの方がいらっしゃるといけないので、
次回は心霊現象について書きたいと思います。
よろしければご覧ください。


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