ウォーリーをさがせ！のビデオ(VHS)ってあったよね？

前記事で「周りにキムチラーメンのどんを知ってる人がいない」と書きました。
もうひとつ、俺の中では超メジャーなのに周りは誰も知らないモノがある。
それは、「ウォーリーをさがせ！のビデオ(VHS)バージョン」である。

我が家には昔ウォーリーをさがせのVHSがあり、何度も繰り返し見ていた・・・はず！
でも周りに聞いても誰も知らないので、
「もしかしたら俺のウォーリー大好きな気持ちが生み出した幻だったのかもしれない」
と思ったりしていた。

ちなみにウチにあったのは人魚編で、ウォーリーが人魚を救う話だったはず。
オープニング曲はかなりのポップチューンで、今でも覚えている。
物語の中盤でいきなりウォーリーがいなくなり、ヒキの画で強制的に画面が一分間止まる。
そう、その１分間で彼を探し出すのだ。
確かナレーションが、
「たいへんだぁ！ウォーリーがいなくなっちゃたよぅ；；さがしてくれー！！！」
みたいなことを言ってて大変うざかった記憶がある。
一分経つとウォーリーにカメラが寄って行き、そこで彼が一言、
「こっこだよぉ～！」
と言い放つのだ。

もちろん何回見ても隠れてる場所は同じなのだが、ストーリー自体が結構しっかりしていたので何度見ても飽きなかった。
強制停止の１分間は早送りするか、その間に飲み物を注ぎに行ったりしていた。
今ならブルーレイとかで隠れる場所が毎回違うバージョンとか、探す範囲が超広いバージョンとか、３Ｄバージョンとか作れるんじゃないだろうか？
というか、今ウォーリーってもう人気ないのかな？
それともアプリも出てるってことは、ドラえもん並みの超ロングヒット作品なのか？
まだ人気があるのなら、３Ｄバージョンを是非作っていただきたい。

俺が子供の時は赤・青・黄色の３色のウォーリーをさがせの絵本を持っていた。
青がクソ簡単でミジンコでも分かるやつ、赤がまぁ普通に楽しめるやつ、黄色がクソ難しいやつだった。
その他にもいろんなバージョンがあって、ウォーリーだけじゃなく、ウーフとかいう犬やウェンダとかいうウォーリーの彼女やウォーリー親衛隊とかいう子供たちを探すやつもあった。
俺はウォーリーだけ見つけたら放置していたけど。

そういえばウォーリーにはちょっと怖い噂がある。
やりすぎ都市伝説でも確か紹介されていたと思うけど、「ウォーリーのモデルは囚人だ」という噂だ。
その昔イギリスで２５人の子供を殺害した囚人が脱走したらしい。
その囚人がウォーリーをさがせのモデルとなっていて、２５人の親衛隊は被害者の子供の数、赤白のシマ模様の服は囚人服、ということらしい。
信じるか信じないかは皆さん次第だ。

もしこの話を信じるとすれば、あのウォーリーのファッションは、
楳図かずおさんをリスペクトした服装ではなかったということになる。
残念だ。
しかし、ということは彼女のウェンダと犬のウーフも刑務所から脱走して来たのだろうか？
カップルとそのペットまで・・・おそろしいサバイバル能力だ。
類は友を呼ぶというか、やはり特異な能力を持った者同士は自然と惹かれあうのだろう。
犬のウーフもウォーリーがペットショップで見たとき、何かビビッとくるものがあったに違いない。

この記事を書くにあたって、ちょっとウォーリーをさがせについてネットサーフィンをしていたのだが、
ネットの波に乗りに乗っていた俺に一つの災いが降りかかった。
「ウォーリーを探さないで」という動画を見てしまったのだ。
動画のネタバレは書かないが、心臓の弱い方、身長１２０センチ未満のお子様、高血圧症の方、
そろばん３級未満の方などは、見ない方が賢明だと言っておく。

では、またお会いしましょう。