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サッカーAFCアジアカップが開幕したね

待ちに待っていたサッカーAFCアジアカップが9日に開幕した。
ブラジルワールドカップが終わって以降、次の日本代表のビッグイベントとしてずっと心待ちにしていた。
日本はディフェンディングチャンピオンとして何としても優勝をかっさらわなければならない。
幸いグループ分けではかなり楽なグループに入ったので、4強までは間違いなく行けそうだ。
まぁアジアの審判の前では不測の事態が起こる確率も高いが。

今現在、A・Bグループの試合を終えた時点では番狂わせはなしかな。
オーストラリア・韓国・ウズベキスタンが前評判通りに順当勝ちしている。
中国がかつての強豪サウジアラビアに勝利したけど、最近のサウジアラビア代表は絶賛低迷中なので、これも波乱というわけではないだろう。

日本の試合はいよいよ明日12日に行われる。
右サイドバックの内田が怪我のため大事を取って出場を見合わせたのは残念だ。
俺は男だが、ウッチーが大好きだ(選手としてだよ?)。
一見クールに見えるが、内に熱い闘志を秘めている自分に厳しいタイプだ。
そのウッチーの正確無比な縦パスと絶妙なタイミングでの駆け上がりが無いのは日本代表にとってかなりの痛手だ。
1番手右サイドバック不在の中、酒井高徳と長友佑都が左右両方をこなせるというのはありがたい。

俺が今大会の日本代表の中で最も注目している選手は、FC東京の武藤だ。
サッカー選手でありながら慶應義塾大学に通っており、非常に頭がいい。
実はサッカーはとても頭を使うスポーツだ。
22人が広いピッチ上で入り乱れるのだから、しっかりと頭を使ってポジショニングしなければ、絶対に一流選手になどなれない。
武藤は連携を重視する日本代表にぴったりのプレースタイルを持つ選手だと思う。
まだ22歳と若く、伸びしろもあるし、高齢化が着実に進んでいる日本代表の未来に希望をもたらしてくれる。
ぜひとも今大会でその実力を思う存分に発揮し、欧州のビッグクラブのスカウトマンの目に留まって欲しい。

今大会の日本代表における不安要素は香川真司と川島永嗣の不振かな。
まさかドルトムントが降格圏まで落ちぶれてしまうとはね・・・
まぁそれは香川だけのせいではないが、チームが不振だとそれに引きずられて選手のプレーまでダメになってしまうことは良くあることだ。
中盤は交代要員が豊富だからなんとでもなるとは思うが、GKには人材がいないのでかなり不安だ。
日本に来る外国人選手や監督から見て、欧州のサッカーと日本のサッカーの間で一番レベルの差が大きいのはゴールキーパーだという。
俺のような部活でサッカーやっていただけの人間から見ても、日本のGKのレベルは低い。
川島がベルギーに移籍し、やっと日本のGKにも躍進期が訪れるかと期待したが、あとに続く選手がおらず、川島自身も最近では不用意なプレーを連発している。
所属するスタンダールではスタメンを外されることも多くなってきた。
若島津みたいに三角飛びするようなスーパーグレートゴールキーパーが出てこないものかな。
アジアカップで「森崎くん一歩も動けず!」みたいなことが起こらなければいいが。

ここまでちょっと愚痴というか不安の声が多くなってしまったが、それは自分の日本代表に対する期待の裏返しでもあると思う。
今アジアサッカーの中で一番輝いているのは間違いなく日本代表だ。
所属クラブで見ても、ミラン、インテル、ドルトムント、マインツなど、他国と比較するとずば抜けている。

12日が祝日で本当に良かった。
ゆっくりと日本のアジアカップ初戦を観戦することができる。
つまみはカラムーチョとわさビーフにしようかな。

がんばれ!日本代表!